タイで犯罪に巻き込まれたら

タイのような外国でのトラブルは日本と異なる言語や文化の違いもあり、思わぬ誤解や手続き上の不備が問題を深刻化させることがあります。特に警察とのやり取りや取り調べを受ける場面では、タイ語が十分に理解できなければ自分の意図が正確に伝わらず、不利な状況に追い込まれる恐れがあります。

たとえ自分が被害者であっても、警察での手続きの中で誤解や混乱が生じることは珍しくありません。逆に、加害者側とされるような状況であればなおさら、証言の一言一句や書類への署名が大きな意味を持つため慎重な対応が求められます。こうした場面で不利な立場に立たされないためにも、できる限り早い段階で弁護士などの専門家に連絡を取ることが極めて重要です。

タイでは、被疑者に対しても一定の権利が保障されていますが、それを正しく主張し必要な手続きを進めていくには、タイ国内の法律と実務に詳しい専門家のサポートが重要な鍵となります。たとえば、不当に長時間拘束されたり、不利な供述調書を作成させられたりするような事態を防ぐためにも、弁護士が間に入ることで自分の立場をしっかりと守ることができます。

さらに、タイの刑事手続きでは日本と異なる点が多く見られます。保釈の制度、起訴判断までのプロセス、刑罰の重さなど、すべてが日本の常識とは異なる部分があります。タイと日本との違いや、タイの状況を熟知した専門家のアドバイスを受けながら進めていくことをお勧めします。

犯罪に巻き込まれたときには、自分自身で何とかしようとせず、まずは弁護士などの専門家に相談するという姿勢が、自分の権利と将来を守る最善の選択肢であると思います。

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