退職を決めた従業員にきちんとした引き継ぎを期待することが難しい場合があります。退職を決めた従業員は「もう辞めるのだから」とやる気が無くなってまともに引き継ぎをしてくれないパターンです。
引き継ぎで慌てないよう、普段からの引き継ぎ準備として、マニュアルの整備をしておくことをお勧めしています。
しかし、マニュアルを作るのも一苦労です。弊社のような外部業者を使えば簡単に出来ますがそれにも費用がかかってしまいます。そこで、弊社がお勧めしている方法は、マニュアル作りの第一歩として業務を箇条書きで詳細まで洗い出しをさせることです。これだけをやれと指示をしてもなかなか進みませんが、「査定に使う資料を作る」「KPIの指標にする」という名目にして指示をするとスムーズにいくことが多いです。
業務内容、詳細、作業手順、所要時間、1日のスケジュール、週間スケジュール、月間スケジュール、年間スケジュール、など、全てが査定に必要だからと詳細まとめさせれば、それがそのまま引き継ぎ資料として使えますし、後任を採用する際の指標としても使えます。
さらにその資料に作業手順の細かい部分を補足していけば業務マニュアルも作り上げることが出来ます。