事業資金を借りる必要がある場合、ほとんどの場合金融機関からの借り入れになるかと思いますが、個人経営者だったりすでに金融機関からの借り入れが融資枠一杯でこれ以上借りれない、などの場合に、知人・友人、家族などから事業資金を借りてしまう経営者の方がいます。ここではある条件を満たさない限り、知人・友人や家族からは事業資金を借りないほうが良いという説明をします。
事業はギャンブル
事業を行っている事業主や経営者の方はそのような意識はないかもしれませんが、世間一般からみて事業にはギャンブル的要素があるとみなされています。サラリーマンであれば失敗してクビになったとしても毎月もらっていた給料を翌月から貰えなくなるというだけですが、自分で事業を行っている人は事業に失敗したら一文無しになって借金しか残らない、と、事実とは異なったとしてもこのようなイメージを持たれているわけです。
ギャンブルをやっている人にお金は貸したくない
ギャンブルをやってギャンブルにつぎ込んでいる人にお金は貸したくないというのは誰もが思うことです。知り合いがパチンコにハマっていてお金を貸してくれと言ってきても、お金を貸すよりも、パチンコをやめたほうが良いと助言するでしょう。世間一般からみて事業を行っている人は同じように見られているので、事業に理解の無い知人や家族だと同じような反応になってしまいます。
どのような人から借りるべきか
結論から言いますと、知人、家族などから事業資金を借りたい場合、その人が事業に詳しい場合や一緒に事業をやっている場合にのみ事業資金を借りても良いです。事業やビジネスに詳しくて理解が有る方であれば資金の相談をしても大きな問題にはなりません。そのような方は、事業のことを詳しく聞いて事業資金を出すべきかどうかを判断出来ます。決して情に流されること無く判断を出来る人から借りるのをお勧めします。
まずは金融機関、次に事業コンサルティングなどを行っている専門業者、最後に事業に詳しい知人、というような順番で出来る限り関係が遠いところから順に相談をしていけば、その事業に関しての客観的な意見も聞けるので参考になると思います。
事業をやっていない人を巻き込まない
専門業者が貸してくれない資金を知人や家族が貸してくれる場合、その事業がうまくいくかどうかなど関係なく、経営者への信用・信頼のみで貸してくれるということです。万が一事業が失敗してしまったら、その信用・信頼を裏切ることになってしまい、その後は2度と助けてもらうことは出来ないでしょう。そのように知人や家族を失うことは今後の長い人生を考えて絶対に避けたほうが良いです。
知人や家族は事業より大切
事業資金が足りなくなってうまくいかないときには睡眠もとれずに悩んでしまうのが経営者です。万が一事業を失ってしまったらどうしようと悩むのですが、事業はまた新たに作れば良いのです。ところが、一度失った知人や家族は関係を取り戻すのが難しくなります。その意味で知人や家族との金銭的トラブルはなるべく避けるべきです。
弊社では事業資金のサポートを行っております。同じく資金に悩んで眠れない日々も過ごしたことがある経営者が皆様の問題解決のお手伝いを致します。
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