保険の話【法人】

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長文記事資金のヒント

保険を購入していない企業など無いとは思いますが、企業で利用する保険を購入する際、どのように販売店を選んでいますか?特に意識されたことはなく、自分が来る前から使っている保険を継続しているだけ、という方が多いのではないかと思います。ここでは保険を上手に利用するためのちょっとした知識を説明します。

結構な総額となる保険料

企業で主に購入している保険としては、以下のようなものがあります。

  • 火災保険
  • 賠償責任保険
  • 車両保険(社用車のため)
  • 医療保険(従業員のため)

多くの企業にてこれらの保険に加入されていると思います。もちろんこれだけではなく、業種ごとに専門的な保険などもありますので、保険証券だけでも相当な数を持っていることになります。

ただ継続しているだけでは気づきにくいですが、保険を使うために毎年結構な額の支払いをしていると思います。一度、一覧表にまとめて総額を確認してみることをお勧めします。

日本とタイの保険の違い

日本で各保険会社での保険金支払いや保険事故などの顧客別の情報が共有されていて、どこの保険会社で購入してもほぼ同じような価格になるのですが、タイではこの情報共有制度が無く、他の保険会社から見積もりを取得するとかなり割安で購入できるということがあります。

事故情報や保険金支払い情報の共有

特に車両保険では、車で事故を起こして保険を使って修理をした実績がある場合、保険料は高くなります。日本ではこの事故や保険金の支払い情報は各保険会社で共有されているので、その後保険会社を変えても同じように保険料は高いものしか購入できません。しかし、ここタイでは別の保険会社の商品を購入すれば、情報共有されていないため新しい保険という扱いになりますので安く購入することが出来ます。

保険会社の変更

上述したとおり、日本では自己情報等の共有がされているので、保険会社を変更しても意味がありませんが、タイでは毎年の保険料を下げるのに保険会社の変更は有効な手段です。

保険会社や保険代理店とビジネス上のお付き合いがある場合には購入先の保険代理店や商品の保険会社を変更するのは難しいでしょうが、そのようなビジネス上のお付き合いの無い会社であれば、保険を見直して購入する保険会社を変更するだけで従業員数名分の給与が賄えた、なんてこともよくあります。

保険代理店への営業

逆に、保険代理店にサービスを販売したい業者であれば、保険会社から見積もりを取りつつ自分たちのサービスを営業する、なんてことも出来るかもしれません。実は保険代理店が保険会社から受け取る代理店手数料(コミッション)は結構高い割合となりますので、高額な保険の購入や多数の保険の購入があれば売る側の保険代理店はバーターとしてサービスを購入してくれると思います。

保険代理店へのコミッションはなかなか大きな額なので、これをうまく利用するというのが1つの方法です。他にも活用アイデアはありますが、ここでは説明をすることは差し控えます。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

まとめ

毎年大きな金額となる保険料ですが、その見直しや上手な活用によって会社に利益をもたらすことが出来ます。見直しをしてもあまり大きく変わらない、どのように見直しをしたら良いのかわからない、という場合には弊社より適切にアドバイスさせていただきます。



弊社では企業に最適な保険の利用方法や、適切な保険商品の知識などをアドバイスさせていただいております。毎年せっかく大きな保険料を支払っているので、上手に活用することをお勧め致します。

是非お気軽にお問い合わせください。

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