バックアップはオフラインが鉄則ということに関して説明いたします。
ニップンでサイバー攻撃
2021年7月、ニップン(日本製粉)が社内サーバーのデータを暗号化されて読めなくなるサイバー攻撃(ランサムウェア)に遭ってしまい業務が停止しました。もちろんデータのバックアップは取られていたのですがオンラインで接続されていたため、そのバックアップされていたデータも被害に遭って使えませんでした。
バックアップはオフラインが鉄則
バックアップデータはオフラインにしておくのが鉄則です。バックアップデータもオンラインで接続してしまっているとこのような被害に遭ってしまいます。
バックアップは自動化されているから大丈夫??
ほとんどの企業にてバックアップは自動化されていて、普段は特に意識すること無くバックアップが取れているかと思いますが、その場合はバックアップデータもオンラインで接続されっぱなしの状態です。バックアップされたデータもいつ同時に被害に遭うかわかりませんので、ランサムウェア対策としてはあまり意味がありません。
事業で一番大切なのはデータ
とにかく社内で一番大切なものはデータです。サーバーでもPCでもありません。データさえ残っていれば復旧することができ、時間がかかるとしても今まで通りに事業を行うことは可能です。バックアップが重要で、そのバックアップされたデータはオフラインで持っておくのが鉄則です。
バックアップのオフライン化とは
オフラインにするためには人の手を使わなければなりません。IT担当者に定期的にバックアップをさせていたけどいつの間にかしていなかった、担当者が退職して引き継ぎされていなかった、など、従業員にバックアップ作業をさせている場合には、必ずそのチェックも必要となります。時間がたつにつれてルールは守られなくなるからです。
チェック体制とレポート
事業をする上で一番大切なデータがバックアップをされているかどうかをチェックするのは、経営者であるべきです。経営者が理解してきちんと作業がされているかをチェックできている状態が好ましい状態です。
弊社のバックアップサービスであれば、訓練された弊社の技術者がバックアップを行い、弊社内のチェック体制を経たレポートが経営者へ送られます。人の手で確実にバックアップが必要な場合にはこれ以上無い確実なサービスです。
タイで確実なデータ保全 – データバックアップinタイ (thai-backup.net)
みずほ銀行の場合
2021年8月、みずほ銀行のシステム障害が発生しました。原因はバックアップシステムへの移行の問題だったそうです。ここでいう「バックアップ」とはデータのことではなくシステム機器の迂回経路のこと。データは全て無事で約15時間で復旧しました。このようにデータさえあれば復旧は可能です。データ確保が最重要課題です。
T&Tomorrow 社はデータの扱いに特化したITベンダーです。特にバックアップに関しては様々なパターンでのサービスを提供しております。
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