最近立て続けに駐在員のご相談を受け、心の悩みを聞きました。現地の事情を知らない本社からのプレッシャーが大きく、コロナ禍のリモートワークでなかなか成果も上げられずスタッフのレポート作成も遅くなりがちで、どんどん板挟み状態になっていくとのことでした。
以前は仕事帰りに外食してストレスを発散していたのに今は出来ません。これは想像以上に精神に負担をかけるようです。ロックダウンの無い通常時でも何人もの駐在員が鬱を発症し自殺者まで出ています。企業は駐在員の心のケアも重要です。
さらに、ワクチンを打つ順番もなかなか回ってこないタイにいたくない、駐在員のご家族が帰国しているケースも多いです。残された駐在員は出勤もままならない状態で仕事でのプレッシャーも大きい中、友人にも会えず家に帰っても一人ぼっちで病んでいく一方です。
仕事の面では、とにかく本社の役員や担当者にタイの状況を理解してもらうことが大事です。本社へのレポートは外部の情報を使うと説得力があります。他の会社ではどうしているかという情報も第三者から伝えた方が有効です。また駐在員の支えとなる相談役もいたほうが良いかと思います。
過去Tweetより
