【Tips】タイと日本の文化の違いを受け入れる

人事のヒント

タイでの業務やスタッフとの悩みの多くは、日本と異なるタイ文化やタイ人気質から起こっていることがほとんどです。まだご自身がタイの文化に慣れていないということだと思います。タイ文化やタイ人気質を変えることは不可能ですから、外国人である我々が変わらなければなりません。スタッフとの折り合いのつく業務の進め方を見つけて結果を優先させましょう。

例えば「従業員が頻繁に休んでしまって困る」というご相談を受けることがありますが、タイでは法律で年間30日の有給病欠が認められているため、従業員も具合が悪ければその制度を使って休みを取っているだけなので、これにおかしいと思うご自身の考え方の方がこの国ではおかしいと認識された方が良いです。法律なのですからしょうがないことです。

タイでは従業員は頻繁に休むことを前提として業務を組み立てたり、休まない人へは評価を高くすることを明確に周知するなどの工夫で乗り切る必要があります。皆勤賞も500バーツという少額ではなく給与の10%~20%と大胆な金額にすれば皆必死で出勤してくるはずです。弊社の一部の従業員の皆勤賞は10%に設定していますが、彼らはほぼ休むことはありません。

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